2011年5月30日月曜日

au電波改善に協力しよう!


展示会「Wireless Japan」でもうひとつ、個人的にこれは! と思った展示を。昨日のと同じくauブースからなんですが。説明員さんのアツさに、KDDIという会社のエリア品質改善への熱意を思い知った気がしたので。(^^;

auの次の機種の方をお使いの方は、ぜひ電波改善のために「メンテナンス」の「エリア品質情報送信」をONにしていただきたいと思います!(デフォルトではOFFになっています)。
・ソニエリ製 防水ケータイ S007
  ・富士通東芝製 防水スライドケータイ T007
  ・富士通東芝製 防水イルミケータイ T008
  ・カシオ製 防水防塵ケータイ CA007
  ・京セラ製 防水スリムオトナケータイ K009
  ・京セラ製 女性向けきらめくケータイ K007
  ・ソニエリ製 Cybershotケータイ S006
  ・シャープ製 シンプルデザインケータイ SH011
  ・富士通東芝製 スライドケータイT006
  ・[iida]G11

  この設定はですね、通信失敗や切断といったエラーが発生したときに、その状況をKDDIに自動送信する機能なのです。

今でも測定器を持って道を歩いて電波測定はしてるんですが、まず、それより実際にユーザーさんが使うところで電波改善したいのだ、とのこと。とにかく、KDDIとしては、この情報を生かして基地局を増設したい、どこでもどんなときでも「ケータイがつながる!」と安心してもらえるようになりたい! そのように強調しておられたのであります。

あー、私よく新宿行くんですけど、ビルの間の道路とか駅とかでときどき電波は入ってるはずなのに電話かけられないんことを経験するんですけど、ああいうのも解消されるんですか? と質問したですが
「改善したいのはまさにそんな状況です!」
力説される説明員さん。いや、その説明のアツかったこと。(^^;

いわく、(ビル壁に反射する電波の妨害や、同時利用者数がラッシュ時で多すぎるとかなんでしょうね)、そういう箇所に基地局を設置して、ユーザーの不満を根本から解消したいのだとか。

ただ、場所によっては、たとえばビルの屋上に基地局を増設しなくてはならなくて、ビルの持ち主さんの許可を得たりなんだりで、数ヶ月から年の日数が改善されるまでかかることもあるかもしれませんがー、とにかくがんがん基地局を置きたい、最終的には使えないことを完全になくしたいのだとか。

アツい説明のアツさの半分もこのブログでは伝えられなかった気もしますが(^^;、その心意気はみなさんにもわかっていただけるんじゃないかと思います。
少なくとも「何万台設置します!」って数字だけ目標にされるよりは、すごくマジメに努力してるように思えて好感を持ってしまいました、私。はい。

私のau機は対象外のIS01なので残念ながら協力できませんが…。
できるかたはぜひとも協力してあげてください!

追記)
ケータイwatchにも(私のブログよりかなり詳しく)説明が出てました。ぜひこちらもご参考に。
KDDI、エラー送信機能など通信品質改善に向けた取り組み - ケータイ Watch - 

追記)
当初、iida G16と書いてましたが、G11の誤りです。修正しました。
ご指摘ありがとうございます!

2011年5月29日日曜日

スマフォスイング

スマフォスイング by deyamato
スマフォスイング, a photo by deyamato on Flickr.
先週末、無線関係の展示会「Wireless JAPAN 2011」に行ってきました。

そのWIRELESS JAPAN2011で一番興味を惹かれた展示をちょっとご紹介。いや、これ絶対将来化けるから。まじでまじで。

「スマフォスイング」といいまして、ケータイで相手のいる方角と距離を手軽に測れるというデモです。KDDIブース内の小さなコマで実演してましたが、これおもしろかった。もっと大々的にやればいいのにって感じです。

ほんとに探される側も探す側も携帯電話だけ、オプション機器などは不要で、探してもらう側にソフトをオンに、そして探す側はケータイをささっと振るだけで相手の方角と位置がわかります。実際やってみると、ホントにすぐ場所がわかって「おお!」って感じでしたよ。

このサービスですが、探す原理としては探される側が音を発していて、探す側がマイクで音を拾い、ドプラー効果を利用して方角を特定するというものだそうです。詳しくは写真のパンフを参照していただいたほうがわかりやすいですが。(^-^;

探される側の音はかなり高い周波数で、若い人は「蚊の飛ぶ音みたいのがかすかに聞こえる!」と言ってましたが、残念ながら中年の私には聞こえず。いわゆるモスキート音ですかねぇ。まぁ、とにかく実際には、音を出すといっても、ほとんど聞こえません。

なお、音を発する側はケータイだけでなく、たとえば専用モジュールを作ることも簡単にできそう(そりゃそうですよね、特定の音をだすだけの装置だもん)だそうで、ケータイを持った人同士だけなじゃなく、たとえば自動車につけておいて駐車場で車を探すなんて応用もできそう、とのことでした。スーパーとかの駐車場でどこおいたか毎回忘れる私のような人にはまじ便利。

ていうかね、コンピュータとかケータイって人を助けるための道具じゃないですか。ぜひ、こんな便利のツールは実用化・サービス化していただきたい。マジで。

現在は、まだ研究所で研究中のものです、とのことなので「ぜひとも実用化、サービス化を! 絶対ヒットします!」と説明員さんに力説してしまいました私ですが(微妙に説明員さんドン引きw)、でも本気です。ほんとに、サービス化してほしいですねぇ、これは。
されたらケータイ用語にも記事書いちゃうよ(編集さんにも許可もらわなきゃ)!w


(追記)
ケータイwatchにもブースの紹介記事が載ってましたので、こちらもご参考にどうぞー。

KDDI、ドップラー効果を使って相手を探す「スマフォスイング」 - ケータイ Watch -
http://k-tai.impress.co.jp/docs/event/wj2011/20110525_448332.html