スマートフォンの製品ライフサイクルの終わりって、どこなんでしょうね?
というのも、先日、11月15日ですか。NuAns NEO [reloaded]のOSアップデートが配信されたじゃないですか。
2017年6月に発売が開始されたこの端末のウリのひとつとしてメーカーは、
(記憶違いがないように、当時のWatch記事を見返しながら書いていますが)
「製品ライフサイクルが続くうちはアップデートを提供していきたい」とし、加えて、Googleが毎月提供するセキュリティアップデートも、順次、対応していく方針を示した
としてましたからね。
そっかぁ、まだ生きてたのか、と。
とはいえ。
実際に、2018年10月までの16か月に配信されたパッチはというと。
配信日 内容
2017年6月9日 機能修正
2017年6月21日 機能修正
2017年9月1日 機能修正
2017年11月9日 OSアップデート(7.1.2へ)・セキュリティパッチ・機能修正
2018年2月14日 セキュリティパッチ・機能修正
2018年4月13日 機能修正
2018年5月25日 セキュリティパッチ
2018年8月2日 機能修正
機能修正というのは、端末のバグフィックスでセキュリティパッチ、OSアップデートとは関係ないものなので、OSアップデートは昨年11月、セキュリティパッチは5月(セキュリティレベルとしては2018年4月分)が最後なんですね。
販売元のトリニティのWebサイトを見ても、表に出てくるのは、Simplismのプロテクター、フリップケースなどばかりでスマートフォンのNEOシリーズの影は非常に薄いです。ああ、これが製品ライフサイクルの「衰退期」ってヤツなのかなと思っていたのですけどねぇ。
それが……
「OSアップデート(8.1へ)・セキュリティパッチ・カメラ機能修正」
の配信。ライフサイクルは、尽きてなかったんだ!
Oreo(Android OS 8)自体はね、もう珍しくもない。
どころか、世間では次のAndroid 9 Pie搭載機もありますからね。
そういう意味ではこの端末のアドバンテージのひとつはなくなってしまっているんですが、一応現役復帰ですからねぇ。驚きますよ。
で、あと何回パッチは来るんでしょうか? 大きなセキュリティ案件があれば来るでしょうか?
NEO [reloaded]の発表時、メーカーは
(こちらはPC Watchの記事に曰く)
ライフサイクルの期間については明言しなかったが、一般的には2年程度ではないかと述べている。今後の次期Androidの登場によるメジャーアップデートについては、検討していくという。
そう書いていた媒体もあったんですよね、発表当時は。とするとあと5か月程度はサイクル内?「まだだ! まだ終わらんよ!」 そう言って、あと2,3回はセキュリティパッチ配信でもOS配信でも、復活してくれることを願いたいですねぇ。
……どこからそのためのお金を捻出するのか知らんけど。
0 件のコメント:
コメントを投稿