2011年7月3日日曜日

今回やった海外電話料金軽減大作戦


 先月、マレーシアはクアラルンプールに行ってまいりまして、海外にいる私に電話がかかってくるように、ドコモの通話転送を利用してみました。そ、ローミングは使わずに、あちらで契約したプリペイドブロードバンドSIMを契約したIDEOSにかかってくるようにしてみたんです。

 海外といえば、国際ローミングを使えば海外でも日本で使ってたケータイで普通に電話を受けてかけてできるので、便利でよく持っていってたんですが。ただ、いつもの感覚で電話を使ってしまうと非常に高くついてしまうのが悩みのタネ。だって、料金は国際電話のそれですもんね。去年やったんですよー。同じくマレーシアに行っていたんですが、ローミングで4000円くらい使っちゃいました。(汗)

 だもんで、今年はその反省を生かし、安くあげるべく工夫したのです。日本通信のモバイルIP通信と、ドコモの転送でんわを使って!

 図にしてみると上の通りです。
 ドコモの携帯電話には「転送でんわ」というサービスがあります。これはかかってきた電話を他の電話番号に転送するサービスで、国内のケータイ、固定電話、国際電話にも転送OK。ただし、国内への転送は国内の電話料金ですみますが、国際電話転送すると国際電話の料金がかかってしまいとても高くつきます。

 さて、b-mobileのIDEOSを持っている私は、同じくb-mobileのモバイルIP電話も申し込んでいました。国内ではほとんど使う機会なかったんですけどね。
 で、モバイルIP電話って050-xxxx-xxxxという国内の電話番号がついているんですが、実はインターネット回線にIDEOSがつながっていれば世界のどこにいても日本国内での通話料金になるんです。つまり、電話を受けるならこちらが払う必要はないですし、日本にいる相手にかけるのは10円/30秒の課金で済みます。

 ところで、ドコモの転送でんわを使うと、電話をかけた人はいつもの通話料金がかかり、私は自分の電話から転送したい先の電話番号へ電話をかけた場合の料金がかかります。つまり、この場合は、090番号⇒050へかけた場合の料金、私の場合は、ドコモシンプルプランですから、21円/30秒さえ払えばいいことになります。

 ということはですね…このドコモの「転送でんわ」サービスとIDEOSのモバイルIP電話を組み合わせると、かける人は日本にいる私のケータイ番号までの電話料料金を、私は転送にかかる21円/30秒通話料のみ負担すれば、海外にいてもふつーにいつもの番号に電話をかけてもらえばケータイで通話ができてしまうというとってもお得な組み合わせができあがるんですね!

 いやー、今回のこれはほんとにナイス仕組みでした。
 いつもどおりにいろいろなところから電話がかかってきますが、私の負担がトータル20分くらいで400円くらい。かけた人は日本にいる私にかけたのと同じ負担しかない。すばらしいことです。安いっていいなぁ!


 …ただし。
 その前に日本通信のモバイルIP電話は申し込み時に初期手数料3150円、月額基本料490円がかかっているので、このためだけに申し込んでしまうのはちょっと高くついてしまうので、今現在モバイルIP電話を使っている人以外にはお勧めはできなかったりするのですが、うーむ。
 あー、もうちょっと初期費用の安いモバイルIP電話があればなー。みなさんに胸張って「やってみるといいですよ!」って言えるのに。海外に行く前に申し込んで、転送しかけておいて、帰ってきたら解除とかが手軽にできる手数料ならねぇ…。日本通信さん、なんとかならないんでしょうか。
 そもそもモバイルIP電話、「料金は普通のケータイの半分!」って謳ってますけど、手数料は普通のケータイ事業者より高いじゃないですか。(^^;;;

 あ、それと、この仕組み、経済的にはよくても、日本通信のモバイルIP電話の問題、というか通話の特性(「声が0コンマ数秒遅れて伝わる」「話している相手に声がこだまのようにエコーがかかる」など)あったりもして、完全に普通の国際電話と同じクオリティで話せるというわけではないという問題もありました。まぁ、これはモバイルIP電話ソフトの改良でそのうち解決されるんじゃないかと個人的には期待してるのですが…。
 ま、その件はまたの機会にちょっと書くとしましょう。

 ではでは。

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